毎日の暮らしに、焼きたてパンの温もりをプラスしてみませんか?
パン作りは手間がかかると思われがちですが、今回はAIアシスタント(チャットGPTやGeminiなど)にレシピと解決策を尋ねることで、そのハードルをグッと下げることができました。
突然の「牛乳がない!」というトラブルも乗り越え、綿棒なしで手軽に作れるさつまいもパンのレシピをご紹介します。
無心で生地をこねる穏やかな時間は、心にゆとりを生み出す最高のセルフケア。
焼きたてのホクホクとした甘い香りで、心も暮らしも軽くなるヒントをシェアします。
なぜAIアシスタントを使ったのか?
今回、レシピ探しから牛乳の代用案の相談まで、AIアシスタントにお願いしました。
インターネットで大量のレシピを検索するよりも、自分の状況(牛乳がない、扱いやすい生地がいい)を伝えると、その条件にピッタリ合った解決策を数秒で提示してくれるのが、まさに暮らしのアップデートだと感じたからです。
【レシピ公開】AIが教えてくれた!扱いやすい生地のさつまいもパンの作り方
材料リスト(パン8個分)
パン生地の材料
材料 | 分量 | 備考 |
強力粉 | 300g | |
砂糖 | 30g | |
塩 | 3g | |
ドライイースト | 5g | |
牛乳または代用液 | 100ml | ※代用案は後述 |
水 | 90ml | 人肌に温める(35℃くらい) |
無塩バター(またはショートニング) | 30g | 常温に戻して柔らかくしておく |
牛乳がない場合の代用案(AI活用ヒント)
AIが教えてくれた、牛乳を別の材料で置き換える方法です。
レシピの「牛乳 100ml」を以下のいずれかに置き換えてください。
1. 水とスキムミルク(脱脂粉乳)を使う
パンにコクと風味を与える最も一般的な代用方法です。
- 水: 100ml
- スキムミルク(脱脂粉乳): 大さじ2(約6g〜8g)
【使い方】 スキムミルクは、強力粉などの粉類と一緒に混ぜてから、分量の水を加えてください。
2. 水のみを使う(最も手軽)
牛乳のコクは出ませんが、パンを焼くことは可能です。その分、さつまいもの風味が引き立つシンプルなパンになります。
- 水: 100ml
【使い方】 レシピの「牛乳100ml」の代わりに、水100mlを加えてください。
3. 豆乳を使う
牛乳に近い水分量と風味、コクを持っています。
- 豆乳: 100ml
【使い方】 レシピの「牛乳100ml」の代わりに、豆乳100mlを人肌程度に温めて加えてください。
具材(さつまいもの甘煮)の材料
材料 | 分量 |
さつまいも(皮付き) | 200g |
砂糖 | 40g |
水 | 50ml |
黒ごま(トッピング用、お好みで) | 適量 |
<作り方>

- さつまいもを1cm角に切ります。変色を防ぐため、水に10~15分さらしてから水気を切ります。
- 耐熱ボウルまたは鍋に、さつまいも、砂糖、水を入れます。
- 【レンジの場合】 ふんわりラップをかけて600Wで5分程度加熱し、柔らかくなったら水気を切って粗熱を取ります。
- 【鍋の場合】 中火にかけ、沸騰したら弱火にして7~8分煮て、汁気を切って粗熱を取ります。
パン生地の作り方の手順
(1) 生地をこねる
- 大きなボウルに強力粉、砂糖、塩、ドライイーストを入れ、よく混ぜ合わせます。(イーストと塩は直接触れないように離して置くのが基本です)
- 温めた牛乳(もしくは代用液)と水を加え、ゴムベラなどで粉気がなくなるまで混ぜてひとまとめにします。手で混ぜても扱いやすい生地です。
- 生地を台に取り出し、台に叩きつけたり、押し付けたりしてしっかりとこねます。生地がなめらかになってきたら、常温に戻したバターを加えます。※台に取り出さなくても作れます。私は生地をボールから出さずにこねました。
- バターが生地全体になじみ、表面がツルッとして、薄い膜が張るようになるまで(グルテン膜ができるまで)さらにこねます。
(2) 一次発酵
- 生地を丸め、サラダ油を薄く塗ったボウルに入れます。ラップをかけて、40℃で40分程度(または生地が約2倍の大きさになるまで)発酵させます。※ボールから取り出さずに丸めた場合は、バターがボウルについているのでサラダ油は不要です。
(3) 分割・ベンチタイム
- 発酵が終わったら、指を生地に刺してみて、穴が縮まなければ発酵完了です。
- 生地を台に取り出し、手のひらで軽く押さえてガスを抜き、8等分に切り分けます。
- それぞれを丸く成形し、乾燥しないように濡れ布巾などをかけて10分間休ませます(ベンチタイム)。
(4) 成形・二次発酵
- 休ませた生地を手のひらで押して平らにし、めん棒を使わず手で中央が厚くなるように伸ばします。
- 真ん中に準備しておいたサツマイモの具材を1/8量ずつ乗せて包み、綴じ目をしっかりと閉じます。
- 成形したパンをクッキングシートを敷いた天板に並べます。
- 乾燥しないようにして、40℃で30分程度(または生地が約1.5倍の大きさになるまで)二次発酵させます。
(5) 焼成(焼き上げ)

- オーブンを180℃に予熱します。
- 発酵が終わったら、お好みでパンの表面に照り出し用の溶き卵や牛乳(分量外)を薄く塗り、黒ごまを散らします。
- 180℃で13~15分程度、焼き色がつくまで焼いたら完成です。
(※オーブンの機種により焼き時間は調整してください。)
溶き卵(全卵)をハケで塗ったのですが雑すぎたのかムラができ、冷めた後は少しボコボコな見た目になってしまいました。
心も満たされる焼きたてパンの喜び

焼きたてパンの香りが部屋に広がる瞬間、息子が「いい匂いがする」と言ってくれたことも、穏やかな時間の一部となり、まさに最高のセルフケアです。
さて、気になる焼き上がりの味ですが、パンは期待通りふわふわに仕上がりました。
甘煮には砂糖を使いましたが、甘すぎることは全くなく、ほのかに優しい甘さです。ちなみに、今回私が使用した砂糖はきび砂糖です。
これ以上薄味だと物足りなく感じるかもしれないと思うほど、全体のバランスが取れていました。
甘さや胃もたれの心配は無用で、ふわふわで柔らかく、心も体も満たされるパンになりました。
AIの力を借りて、手間や材料不足を乗り越えた今回のパン作り。
皆さんの暮らしにも、この手軽で心豊かな時間が増えるヒントになれば嬉しいです。