少し予定を立てて、山口をゆっくり巡ってきました。
下関を拠点に、海響館(水族館)、秋吉台・秋芳洞、角島、元乃隅神社など、
気になっていた場所をいくつかまわった3日間の旅です。
今回の旅は、少しだけいつもと違っていて、
行き先や流れをAIに相談しながら決めてみました。
歴史や生きもの、景色や食べものなど、
自分の好みを伝えると、
それに合ったプランが出てきて、
しおりのような形で予定を立てられたのも印象的でした。
体調や年齢に関係なく、
無理のない形でここは楽しめるかな、と
思いながら過ごしていた3日間でもありました。
実際に訪れて感じたことや、
歩きやすさなども含めて、
そのときの様子を残しています。
1日目|下関でゆっくり過ごす(海響館へ)
下関に到着して、まず向かったのは海響館でした。
水族館はいつも行き先を決めるときの候補に入るくらい好きで、今回も楽しみにしていた場所のひとつです。館内はゆったり見てまわれるつくりで、平日に行ったこともあってか、比較的空いていました。
フグがとてもかわいくて印象に残っているのですが、山口では「フグ」ではなく「フク」と呼ぶのだそうです。こういう呼び方ひとつでも、その土地らしさを感じるなと思いました。
チンアナゴも、専用の水槽ではなく大きな水槽の中にいて、少し珍しい展示のように感じました。いつもと違う見え方をするのも、水族館の楽しさのひとつだなと思います。
イルカショーの向こうには九州が見えて、場所の近さや地理を感じられるのもおもしろかったです。

通路も比較的歩きやすく、混みすぎていなければ無理なく見てまわれそうな印象でした。 全部を見てまわらなくても、好きな生きもののところへ戻ったりしながら楽しむのもいいのかなと思います。自分のペースで楽しめる場所だなと感じました。
2時間ほどでも見てまわれそうですが、気づけば3時間くらいゆっくり過ごしていました。
そのあと、近くの市場で食事をと思っていたのですが、時間が遅く閉まっていたため、回転寿司へ。ここでもフクがあり、気軽に山口らしさを感じられる食事になりました。
この日はちょうどお誕生日だったので、事前にケーキを予約しておき、受け取ってホテルへ。
今回の宿は、AIに相談しながら決めてみました。
きれいで、ベッドが3つあることなどを条件に探して、いくつか候補を出してもらった中から選びました。
行きたかったお店には行けなかったものの、 ホテルでゆっくり過ごした時間も、いい思い出になりました。予定通りじゃなくても、それも含めて旅の時間なのかもしれません。
2日目|秋吉台・秋芳洞と角島の景色をめぐる
2日目は、下関から秋吉台・秋芳洞へ向かいました。
移動は1時間半ほどで、無理のない範囲で移動できる距離でした。
まずは秋芳洞へ。

鍾乳洞はひんやりしているイメージがあったのですが、この日は外が寒かったこともあり、中の方がむしろ過ごしやすく感じました。
中間地点にエレベーターで降りられる場所もあり、合わせて入り口は3ヶ所あります。エレベーターから先は足元が不安定なところもあるため、少しでも中を歩いて見たい方や、車椅子の方は、上りコースの正面入口から入る方が、安全な移動ができるのではと感じました。
不安がある場合は、
無理に奥まで進まず、
入口付近の見やすい範囲だけでも十分楽しめる場所だと思います。
そのあと秋吉台へ。
広がる景色はとても開けていて、少し車を降りて眺めるだけでも、十分楽しめる場所でした。
緑のない時期でしたが、広大さはどの時期でも体感できそうです。

そこから角島へ向かいました。秋吉台からは1時間ほどの距離で、途中のドライブも含めて楽しめる移動でした。
角島大橋はよく見る写真のような、はっきりとしたエメラルドグリーンというよりは、その日の天気や光で見え方が変わるような印象でした。
実際に渡っているときよりも、渡る前に橋と海を一緒に見る景色の方が、魅力的に感じられました。

島の中にはいくつか飲食店があり、名物の瓦そばも食べることができました。本当は秋芳洞の近くで食べる予定だったのですが、ソフトクリームやクレープの種類が多くて、ついそちらを選んでしまったのも、旅らしい流れでした。
そのあと、灯台の方にも立ち寄りました。近くの駐車場で、シルバーカーに乗って移動している管理の方を見かけました。交通安全の旗を立てている様子が印象的で、その場の空気もどこか穏やかに感じられました。
この日はそのまま長門湯本温泉(ながとゆもとおんせん)へ。
ここには「恩湯」という源泉かけ流しの温泉があり、熱すぎず、ゆっくり入れるちょうどいい温度でした。
全体的に、落ち着いた静かな温泉地で、 1日の終わりにゆっくり過ごせる場所でした。
3日目|元乃隅神社とサファリランド
3日目は、長門湯本温泉から元乃隅神社へ向かいました。
途中、仙崎にある「センザキッチン」に立ち寄り、「ひものや食堂 ひだまり」で朝ごはんを食べました。ホテルの朝食に間に合わなかったこともあり、少し寄り道してからの出発です。
そのため、移動時間は30分ほどではなく、ゆっくり向かう流れになりました。
海に向かって並ぶ赤い鳥居が印象的でした。

鳥居のところまで行くには階段や段差が多く、足の不安がある場合や車椅子では、無理に進むのは難しい場所だと感じました。
それでも、上の方から景色を見るだけでも、海の広がりや全体の雰囲気は十分感じることができました。
すべてを歩かなくても、その場の景色を見られるだけでも、行ってよかったと思える場所です。
そのあと、秋吉台サファリランドへ。
サファリパークは久しぶりでしたが、
子どもたちが小さい頃と変わらず楽しそうにしていて、
初めての場所なのに、どこか懐かしさを感じました。

園内には、レッサーパンダを見ながら食事ができるレストランもあり、少しゆっくり過ごせる場所もありました。
錦帯橋へも立ち寄りました。
今回のプランからは少し離れていますが、錦帯橋にも立ち寄りました。

遅い時間だったため、ゆっくり散策はできませんでしたが、ロープウェイもあり、半日ほどかけて過ごせそうな場所だと感じました。
素敵なカフェがまだ開いていたので、テイクアウトして帰ったのも、旅の最後の思い出になりました。
山口の旅を振り返って
今回の山口の旅は、水族館や景色、動物など、好きな場所を巡った3日間でした。
移動は少し長いところもありましたが、無理をしすぎなければ、ゆっくり楽しめる範囲だったように思います。
旅の途中で、息子に 「なんかゆっくりしてるね」と言われたのが印象に残っています。
これまでは、あれもこれもと予定を詰め込んで、あまりゆっくりする時間がないことも多かったのですが、今回は少し余白のある過ごし方になっていました。
もともとは、あまり細かく予定を決めずに出かけることも多かったのですが、最近は、どのあたりに行くかだけでも先に見てから出発するようになりました。移動の途中で調べるよりも、その時間を移動や休む時間にあてた方が、体の負担が少ないと感じることが増えたからです。
また、なかなか行けない場所では、せっかくなら見せたいものを少しでも多く見せたいという思いもあり、事前に少しだけ調べてから行くことも増えました。
旅の中で大切にしていることは、まず子どもたちが行きたい場所、見たい場所を優先すること。
そして、自分が行きたい場所というよりも、子どもたちに見せたい、見てほしいと感じる場所を選ぶことです。
気づけば、どの旅でも 生きもの、歴史、自然のどれかは必ず入っているように思います。
体力的にも、以前より無理がきかなくなってきたこともあり、今はこういうペースの方が合っているのかもしれないと感じています。
予定通りに動くことよりも、少しゆっくりする時間があることで、移動もしやすく、安心して過ごせることも多いのだと思いました。
日々の過ごし方と同じように、旅の中にも少し余白がある方が、私には合っているようです。
すべてをまわりきれなくても、
そのときに見られた景色や時間が、
ちゃんと残るものだなと感じています。
山口で買ってきた外郎も、
帰ってからいただきました。
とてもおいしく、
我が家のお気に入りがまたひとつ増えました。
