シナモンを摂取すると、なぜ美肌に効果的なのかについて紹介します。
2012年アメリカで発表された論文によると、シナモン抽出物は皮膚の老化防止に役立つことがわかりました。
シナモンの摂取方法は簡単です。
市販で販売されているシナモンパウダーを、いつもの食事に小さじ1杯ほどプラスします。
シナモンシュガーでは糖分の摂りすぎが別の問題になるので、シナモンパウダーをおすすめします。
過剰摂取には副作用があるので、1日の摂取量は超えないようにしてください。
シナモンとは?
シナモンは、ニッケイ属の複数の樹木の内樹皮から得ることのできる香辛料です。
独特の香りは甘みを感じさせるような香りですが、シナモン自体は甘くはなく、かすかに下に残るのは辛みです。
シナモンを摂取することで、期待できる効果とは?
身体にうれしい効果が多いシナモン。
期待できる効果
- 体の冷えを取り除き、血の巡りをよくする
- 抗酸化作用
- 抗炎症作用
- 抗菌作用
- 利尿作用
- 脂質を減らす効果
- 血糖値を下げるのにも効果的
- 美肌効果
他にも期待できる効果はありますが、美肌効果について簡単に紹介します。
シナモンを摂取すると、なぜ美肌効果が期待できるのか
生体内で行った実験ではないのですが、この研究結果によると、シナモンが人間のコラーゲンの分解を遅らせてくれる可能性があることがわかりました。
人の皮膚の細胞とシナモンからの抽出物で行われた実験で、シナモンの抽出物はコラーゲンの分解を遅らせることのできる成長ホルモンを増やすことができたのです。
実験の結果から、「シナモンは皮膚の老化を防いでくれるのではないか」と、美肌への効果が期待できる結果となりました。
生体内の実験ではないので、どのくらい効果的なのか、はっきりしたことはまだ言えないのですが、気軽に試すことができるので、私も試してみました。
シナモンはインターネットやスーパーなどで簡単に手に入ります。
シナモンを摂取する前に、知っておくべき気をつけることがあります。
シナモン摂取量:過剰摂取には副作用がある
シナモンの過剰摂取には副作用があるようです。
許容量を超えての摂取は、肝機能障害を起こすことがあるようなので要注意です。
感受性が高い人は許容量より少ない量でも副作用の率が上がるようです。
シナモンには種類があり、種類によって1日に摂取してもよい量は変わってきます。
シナモンの種類と1日に摂取してもよい量
- ベトナムカシア:1日0.92g
- カシア:1日1gほど
- セイロンシナモン:1日約360g
どのシナモンかによって、1日に摂取してもよい量が変わりますので気をつけてください。
スーパーに多いのはセイロンシナモンなのではないかと思います。
よく見かけるのは小さなビンで、スパイスが並ぶコーナーに並んでいます。
シナモンの摂取方法|いつもの食事にプラスする
セイロンシナモンの許容量は1日約360gなので、量を細かく気にすることなくいつもの食事にプラスすることができます。
カレーやコーヒー、スイーツなどと相性の良いシナモン。
シナモンの香りが苦手だけどシナモン効果を試して見たい方におすすめレシピはカレーに入れたり、バナナジューズに入れたりする方法です。
香りの強いものに入れることでシナモンの香りを多少ごまかせます。
シナモン入りバナナジュースレシピ
[準備するもの]
- ミキサー
- バナナ
- 牛乳(豆乳)
- シナモンパウダー
量は好みでいいのですが、例えばバナナ1本を入れたミキサーに牛乳150ml~200mlをいれ、シナモンパウダー小瓶を底から3回~10回ほどたたき入れます。ミキサーON。1分も回さないうちに出来上がりです。
シナモンを摂取することで期待できる美肌効果
シナモンを摂取するで美肌効果が期待できる理由は、「シナモンがコラーゲンの分解を遅らせてくれる可能性があり、つまり老化を防いでくれるのではないか」と期待できる実験結果が報告されているからです。
しばらく続けてみて、最近肌の調子がいいかも?と思えるた場合は、シナモンパウダー効果かもしれませんね。
なかなか習慣化せず続かないことも多いので、もう習慣化していることから見直すのも美肌への道です。