レンタカーは借りずに、冬の札幌市・旭川市に1泊2日の旅行へ行ってきました。
札幌市内には、徒歩で観光できるスポットがいくつもあります。
札幌市から旭川市までは約130km(高速道路利用の場合は140km)離れています。
札幌市から旭川市まで移動する際の交通手段には、車、高速バス、JRがありますが、JRを利用する場合におすすめなのが特急です。
普通電車だと約3時間かかる道のりを、特急ですと1時間半で到着することができます。
1日目は札幌市観光。
大通公園や時計台、白い恋人パーク、さっぽろ雪まつりなどを巡り、宿泊先の旭川市へ。
2日目の旭川市では、旭川動物園を訪れました。
キリンが雪景色にいる…
冬の動物園では、これまで見たことのない動物たちの姿を見る事ができました。
北海道へ観光に行く際に新千歳空港を利用される方には、空港内の観光もおすすめです。
新鮮な海鮮丼、どれにしようか迷ってしまうスイーツ、温泉にまで入ることのできる空港です。
新千歳空港から札幌市へ移動
新千歳空港から札幌市の大通公園へ向かう方法は、電車を乗り継ぐ方法、シャトルバスを利用する方法があります。
乗り継ぎはせずに向かいたい方には、乗り継ぎのないシャトルバスがおすすめです。
スマートフォンで「新千歳空港から大通公園まで」と検索すると、交通公共機関や車、徒歩それぞれにかかる時間や、ルート、金額が表示されます。
手荷物が多い場合は、荷物を預けるサービスの利用がおすすめです。
荷物を預けるサービスとは?預けた際に困った事は?
札幌駅には、臨時荷物を預けられる所があります。
「ecbo cloak」のサイトでは、荷物の預け場所を、全国どこでも探すことができます。
スマートフォンから事前予約が可能です。
札幌駅周辺で利用できる荷物預かり場所も提供しており、コインロッカーや荷物預かり所の情報は随時更新され、掲載されています。
札幌駅西改札では、さっぽろ雪まつりなどの大型イベント時には、臨時手荷物一時預かり所が開設されます。
【荷物を実際に預けた際に困ったこと】
土地勘がないので、預けた場所にたどり着くのに時間がかかりました。
忘れてしまいそうな場合は、預けた場所近くの景色を写真に撮っておいたり、GPS機能のあるグッズを荷物に着けておくことでスムーズに向かうことができます。
大通公園
東西にのびる大通公園は、1丁目から12丁目までの12ブロックに分かれています。
端から端までの距離は約1.5kmです。
歩くと約30分ほどかかります。
札幌大通公園は、札幌駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ)で札幌駅と直結しています。
冬でも地下歩行空間は暖かく、冷えた体も休まりました。
チ・カ・ホは、札幌市営地下鉄南北線さっぽろ駅と大通駅を結ぶ約520メートルの歩行者専用地下通路です。
歩いてかかる時間は10分ほどです。
大通公園周辺には「さっぽろテレビ塔」や「札幌市時計台」などの観光スポットがあります。
季節ごとのイベントも多く、「さっぽろ雪まつり」の会場でもあります。
札幌市時計台
建設から145年以上経た今も鐘が正確に時を告げている時計台。
時計台は毎正時、時を告げる鐘が鳴りますので、鐘が鳴る時間を目指して訪れるのもおすすめです。
時計台の歴史などを知ることのできる展示室も館内にはあります。
冬の観光では体が冷えすぎないように、体力温存もポイントです。
館内で椅子に座り一休みをし、次の観光スポットへ向かいました。
白い恋人パークのアクセス方法や入場料は?
お土産を購入できるだけではなく、お菓子の歴史や魅力を学んだり、お菓子づくりに挑戦することのできる白い恋人パーク。
お菓子の製造ラインを見学することもできます。
大通公園周辺の観光スポットと白い恋人パークの距離は、電車やバスで時間にして40分ほどの距離です。
札幌市時計台から白い恋人パークまでと検索すると、バスや電車、タクシーでかかる時間や金額がわかります。
白い恋人パークには、有料エリアと無料エリアがあります。
大人(高校生以上) | 子ども(4歳~中学生) | 3歳以下 | |
一般料金 | 800円 | 400円 | 無料 |
札幌市民料金 | 500円 | 300円 | ー |
団体料金(10名以上) | 500円 | 300円 | ー |
事前予約をすることで、お菓子作りを体験することもできます。
白い恋人パーク公式サイトから予約ができます。
白い恋人パークでは、白い恋人ソフトクリームを食べることもできます。
新千歳空港や東京、大阪などでも白い恋人ソフトクリームと出会うことはできますが、本家です。
白い恋人のお菓子は石屋製菓が製造・販売していますが、アドベントカレンダーを購入したことがあります。
アドベントカレンダーですと、楽しみとおいしさがセットであり、石屋製菓の他の商品を知ることもできますので、気になる方は見てみてください。
さっぽろ雪まつりを楽しむには、防寒対策を念入りにすることをおすすめします
日中より冷え込んできた夕方。
さっぽろ雪まつりの会場である大通公園に到着。
寒さと1日の疲れから、ゆっくりと見ている事はできませんでした。
つま先、鼻先、耳が寒さで痛かったです。
暖かい食べ物、飲み物はイベント会場でも購入することができます。
しかし体が冷え切ってしまい、外の空気に触れることがつらくなってきたため、雪まつりの雰囲気を目に焼き付けながら札幌駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ)へ移動。
チ・カ・ホが快適、ハイテクで感動してしまい、札幌旅行の印象に残った事ベスト5には入っています。
荷物を預けていた場所もチ・カ・ホでした。
冬の観光は体が冷え切ると厳しくなります。
足元は防水ブーツで水も風も通さないようにし、忘れがちな鼻先や耳は、外気に触れないよう防寒対策を念入りにすることをおすすめします。
防寒対策のポイントを学べたため、更に寒い地域へ観光へ行った際には、寒さを気にせず観光することができました。
冬の観光を楽しむ防寒対策のポイントの詳細(別ページ目次の3へ)
さっぽろ駅から旭川市へのおすすめ移動手段はJR
札幌市から旭川市までの交通手段は、車、高速バス、JRです。
JRを利用する場合におすすめなのが特急です。
普通電車だと約3時間かかりますが、特急ですと1時間半で到着します。
特急の本数は1日28往復と道内特急で最も多い本数です。
旭川駅から旭山公園入口までは、旭山動物園行きのバスが出ています。
さっぽろ駅から旭山動物園までは、移動距離も少々あるため、旭川駅周辺のホテルで1泊しました。
旭川駅周辺には、徒歩で移動ができる距離にホテルがいくつもあります。
旭川動物園を観光する際の宿泊先には、旭川駅周辺のホテルもおすすめです。
動物園までは、旭川駅からバス1本で行けますので、荷物をホテルに預けたまま行く際にも便利です。
Booking.com冬の旭川動物園では、雪の中で過ごすキリンの姿も見る事ができます。
旭川動物園公式ページでは、当日の朝に決定し10時頃にHP上に掲載されるタイムスケジュール(もぐもぐタイム)を知ることができます。
雪の上をお散歩するペンギンは近くで見ることができます。
キリンが雪を食べていたり、これまで見たことのない姿も見れました。
日本では会える場所が少ない、トナカイに会うこともできました。
プールには雪が積もり、その雪の下を泳いでいるアザラシに会うこともできます。
お土産を買い忘れた!やっぱりあれも買えばよかった!そんな場合にも安心。
公式サイトからはオンラインでお土産を購入することもできます。
旭川市から新千歳空港へ移動。新千歳空港には温泉もある。
旭川動物園から旭川駅へ戻り、ホテルに預けていた荷物を受け取り、新千歳空港へ向かいます。
移動時間で体力を回復し、新千歳空港内の観光をし、帰宅する予定でした。
動物園でゆっくりしすぎたため、空港に到着した時間が予定より遅くなってしまいました。
食事をし、飛行機に乗れたらよいかと思いましたが、子どもが選んだのは温泉。
のんびり入っていたら飛行機に乗り遅れるためドキドキしましたが、制限時間を伝え入浴してもらいました。
その間に私は、機内に持ち込める食料探しへ。
探していると、新鮮な海鮮丼を発見。
私は生ものがあまり食べれないのですが、子どもがすごくおいしいとすすめてくれたためイクラを食べてみたのですが、びっくりしました。
過去に口にしたことのあるイクラはイクラだったのか?と。
なんでしょう、これまで口にしたことのある物とは違いました。
海のある場所で育ち、新鮮なお魚も身近な環境で過ごしてきましたが、北海道ってすごい!と感じてしまいました。
1泊2日の北海道旅行には車は必要か?
上記のコースですと、車がなくても問題なく巡れるコースです。
巡りたい観光スポットの位置関係が近い場合は、車がなくてもきついと言うことはないと思います。
ただ、大きな荷物はできるだけ預け、手荷物は少なくして旅行することをおすすめします。
そして、乗り換えが多いと歩数も増え疲れます。
冬の観光では体が冷えることでも体力は消耗します。
交通手段はできるだけ乗り継ぎのないように、外での待ち時間が少ないようにすることがおすすめです。
次に北海道へ行けた際にも車は使わないかと言えば、答えは「NO」です。
札幌市内がメインの観光コースの場合は車の使用はしませんが、他の地域の北海道旅行ではレンタカーの利用をすると思います。
今回、札幌市から旭川市まで移動する際にレンタカーも考えたのですが、レンタカーを借りなかった理由は5つです。
レンタカーを借りなかった理由5つ
①旭川市での観光プランが、旭川動物園一ヶ所の予定だったため、細かく移動する予定はなかったため。
②北海道の冬の道路状況に詳しくなかったため。
③子どもが電車好きな事もあり、なかなか訪れることのできない北海道の電車に乗ってみたい気持ちがあったため。
④大きな荷物を持って移動しなくてもよい方法が事前にわかっていたため。(荷物を預けるサービス利用)
⑤子どもや私の体力的に、車がなくても移動できそうだなと、いざとなればタクシーを使用しようと考えていたため。
タクシーは、一度使用しました。
旭川動物園から旭川駅に戻る際です。
子どもの体力はまだ大丈夫そうだったのですが、動物園でのんびりしすぎたため、飛行機の時間が心配になりバスを待たずにタクシーに乗ったのです。
北海道のスイーツ情報におすすめな本。食べてみたいスイーツから旅行場所を決めるのも楽しそうです。
北海道旅行へ向かう前に読めると、旅行の楽しみ方も増えそうな本の紹介です。
北海道のスイーツがたくさん載っている漫画になります。
北海道旅行を決める前に子どもが読んでおり、北海道へ行こうと伝えると、本にでてくるスイーツをたくさん教えてくれました。
今回の旅行での移動場所は、新千歳空港⇨札幌⇨旭川⇨新千歳空港です。
本に出てきたスイーツはいくつか旅行先で購入可能だったので、スイーツを目指すことも旅行のプランとなっていました。
ペンギン好き、スイーツ好き、北海道旅行を検討中・興味がある方にはおすすめの1冊です。
北海道旅行は1泊2日でしたが、よい思い出ができました。