「学校」から離れた選択

不登校の子は家でどう過ごしてる?実際の日々と親が大切にしていたこと

不登校の子どもと家で過ごす時間をイメージした、夜の部屋とやわらかい灯りのイラスト

子どもが学校に行かなくなると、
「家で何してるの?」
「このままで大丈夫?」
と、不安になることはありませんか。


この時間がもったいなく感じてしまうこともありました。

でも残ったのは、
「何をしているか」「何かしたほうがいいのでは」よりも、
「どんな状態で過ごしているか」が大切だという思いでした。

この記事では、
学校に行っていなかった時期に、
家でどんなふうに過ごしていたのか、
そしてその中で意識していたことをお伝えします。

・家でしていたことは、特別なことではありませんでした

正直にいうと、
毎日なにか有意義なことをしていたわけではありません。

・ゲームをする日
・動画を見て過ごす日
・ただぼーっとしている日
・何もせず横になっている日

そんな時間も多くありました。

それを見ていると、
「このままでいいのかな」と
不安になることもありました。

でも今振り返ると、
あの時間は「止まっていた時間」ではなく、
「回復している時間」だったのだと思います。

やわらかい光が入る部屋で、ソファと本が置かれた落ち着いた空間のイメージ

・無理に何かをさせようとしなかった

最初の頃は、
「少しでも外に出たほうがいいのでは」
「勉強だけでもしたほうがいいのでは」
と考えた日も多かったです。

でも、無理に何かをさせようとすると、
余計にしんどくなってしまうのではないかと考えていました。

そのため途中からは、
「何かをさせること」よりも、
「安心して過ごせること」を優先するようにしました。

・気をつけていたのは「安心できる状態」

特別なことをするよりも、
次のようなことを大切にしていました。

・否定しないこと
・急かさないこと
・変えようとしすぎないこと

子どもの意思を尊重すること。

何かを変えようとするときほど、
関わりは強くなりがちですが、

当時はむしろ、
「何もしない関わり」のほうが
必要な時期もあると感じました。

・この記事は「落ち着いてからの時期」の話です

ここでお伝えしているのは、
学校に行かなくなり始めた直後の、
いわゆる“関わりに悩む時期”の話ではありません。

・行く?行かない?
・どうしたらいいの?

そんなやりとりが続く時期ではなく、

「行かない生活が当たり前になってきた頃」
「子どもの気持ちの波が少し落ち着いてきた頃」

その時期の過ごし方についてのお話です。

・気をつけていたことは「タイミング」と「関わり方」

私がずっと気をつけていたのは、
子どもが「話したそうにしているとき」を逃さないことでした。

自分から話してきてくれたとき、
そのタイミングを大切にする。

これは、不登校になる前から、
そして今も変わらず意識していることです。

・焦りは少なかったけれど、心配がなかったわけではない

私はもともと学校が苦手で、
不登校の経験もあります。

そのため、
「行かせなきゃ」という焦りは、
あまり強くはありませんでした。

でも、
これからのことが気にならなかったわけではありません。

ただ、最終的に決めるのは本人。

だからこそ、

・情報が何もない状態にならないこと
・体調を崩して動けなくならないこと

この2つは、意識していました。

「休む時間」が終わったときに、
自分で動き出せる状態でいられるように。

そこは、静かに支えるような気持ちでした。

・ゲームとの向き合い方で悩んだ時期もありました

ゲームについては、正直悩んだ時期もありました。

でも、ある時ふと、
「何もせずに寝てばかりいるより、
ゲームをして笑っている方がいいのかもしれない」
と思うようになりました。

実際、ゲームを通して
笑ったり、誰かと関わったりしている姿を見ると、
それはそれで大切な時間に思えました。

・オンラインのつながりも、ひとつの社会だった

最初は、オンラインでのつながりに
不安を感じることもありました。

でも今は、
それも一つの社会の形なのだと思っています。

実際に、ゲームを通して知り合った友達から、
学校の情報や進学について教えてもらったり、
長く続く関係ができていったりもしました。

学校に行っていないと、
同年代との関わりが減りがちですが、

その分、別の形で
人とのつながりを持っている様子もありました。

・親として大切にしていたこと

不登校かどうかに関わらず、
私が大切にしていたことがあります。

それは、

・否定しないこと
・気持ちを聞かずに決めつけないこと

そして何より、

「子どもは自分の所有物ではない」ということです。

ひとりの人として接すること。

他人にしないことは、子どもにもしない。

でも逆に、
他人にはなかなかできないことを、子どもにはしていました。

たとえば、

・自分の予定よりも優先すること
・困っていたら、できるだけすぐに手を差し伸べること

それは、誰にでも同じようにはできないけれど、
家族だからこそ、できること、したいことでもあると思っています。

子どもは「自分の所有物」ではないけれど、
だからといって距離を置く存在でもなくて、

ひとりの人として尊重しながら、
それでも大切に関わっていく。

そんなバランスを、意識していました。

学校に行っていない時間は、
何もしていない時間が多いように見えて、
実はとても大切な時間でした。

何をしているかよりも、
どんな状態で過ごしているか。

それが、あとから大きな違いになることもあります。

もし今、
「このままでいいのかな」と迷うことがあれば、
少しだけ視点を変えてみてもいいのかもしれません。


子どもとの関わり方に迷うことが多い時は、
「見守るってどうすればいいの?」と悩んだときのことを、こちらの記事にまとめています。

もし、どう関わったらいいのか迷うときや、
ひとりで整理するのが難しいときは、
少しだけ一緒に考えることもできます。

必要なときに、思い出してもらえたらうれしいです。

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