体と心のこと

甘えるってどういうこと?|頼ることがよくわからないときに

窓辺のやさしい光の中、ハーブティーとノート、外に3羽の雀が見える静かな室内

知り合いが、占いで
「もっと甘えていいんですよ」と言われたことがあるそうです。

そのとき、
「甘えるってどういうこと?」と
少し戸惑ったように話していました。

ゆっくり聞けたわけではないけれど、
たぶん、普段から頑張ることが多い人だから、
そんな言葉をかけられたのかもしれないなと感じました。

そのときのやりとりが、
ずっとどこかに残っていて、
今回、あらためて
甘えるってどういうことなのか、
どんなときに必要なのかを
考えてみようと思いました。

甘えるって、どういうことなんだろう

あらためて考えてみると、
なんとなくイメージはあるけれど、
はっきり説明しようとすると、少し難しい言葉のように感じます。

人に頼ることと似ている気もするし、
でもそれだけではないような気もする。

わがまま、という言葉が浮かぶこともあるけれど、
どこか違うように感じる。

そんなふうに考えていくと、
甘えるというのは、
ただ相手に任せることでも、わがままを通すことでもなくて、
「自分ひとりで抱えすぎずに、関係の中で力を借りること」
なのかなと感じます。


甘えることが難しく感じる背景には、
「自分に厳しくなりやすいこと」も関係しているのかもしれません。

心理学では、
そうした自分への関わり方をやわらかくする考え方として、
セルフコンパッションというものがあります。

甘えることがむずかしく感じる理由(頼れない・甘えられないと感じるとき)

甘えることがわかっても、
実際にはうまくできないことがあります。

迷ったり、ためらったり、
どこかでブレーキがかかるような感覚。

頼ることで迷惑をかけてしまうのではないか、
迷惑だと思われてしまうのではないか。

そんな不安が浮かぶこともあります。

また、「自分でなんとかしなきゃ」という思いが強いと、
誰かに力を借りること自体に、
少し抵抗が出てくることもあります。

こうした感覚は、
これまでの経験や、まわりとの関わりの中で、
自然と身についてきたものなのかもしれません。

無理に変えようとするのではなく、
「そんなふうに思うのも無理ないよ」と、
自分に声をかけてあげることが、
大切になることもあります。

普段、大事な人や身近な人に
自然とかけている言葉を、
そのまま自分にも向けてみるようなイメージです。

こうした関わり方が、
先ほど少し触れたセルフコンパッションという考え方につながっていきます。

頑張りすぎているときの「甘え方」を考えてみると

こうして考えてみると、
今回の「甘える」というのは、
一般的にイメージされるものとは、
少し違う形かもしれません。

誰かに頼りきることや、
わがままを通すことではなく、
ひとりで抱えすぎているときに、
少し力をゆるめていくような関わり方。

そんな意味での「甘える」を、
ここでは考えてきました。

たとえば、
頑張りすぎているときや、
余裕がなくなっているとき。

「本当は少し休んだほうがいいのかもしれない」「休みたい」と
感じているときに、
こうした関わり方が、
ひとつの支えになることもありそうです。

もし、ひとりで抱え込んでしまう感覚が強いときは、
以前書いた「手放す」という考え方も、
ひとつのヒントになるかもしれません。

手放すとは何か|感情を手放せないときの原因と具体的な方法

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